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本社工場CML部門
小林 弘幸
2000年度新卒入社
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みんなが知ってる製品ではない。
それでもみんなの役に立っている。
本社工場CML部門
小林 弘幸
高校時代は漕艇部に情熱を注ぎ、国体とインターハイに出場。農業高校を卒業後、近江化学工業に新卒入社。入社当時に配属となった炭酸カルシウム工場の閉鎖に伴い、樹脂部門に異動。その後さらにCML製造部に異動し、現在に至る。
体力には自信がある。
がむしゃらに頑張ると決めた。
- 近江化学工業を知ったきっかけを教えてください。
- 高校時代に所属していた漕艇部の倉庫がすぐ近くにあったので、昔から会社の存在は知ってましたね。ボートを漕いでると琵琶湖側からも見えましたし、「何をつくってる会社なんやろなー」って気になってました。
- その時から就職先として考えられていたのですか?
- 実は社内に漕艇部を持っている別の企業からオファーがあったので、最初はそちらを考えてましたね。ですけど、そのタイミングで身体を悪くしてボートを続けられなくなってしまったので、そちらの方は諦めて。
- そこから改めて近江化学工業を志望されたのですね。
- そうですね。就職活動は周りより遅れたスタートになってしまったんですけど、(近江化学工業は)地元の企業ですし、いつも目にしていて馴染み深かったので、求人を見て就職を決めました。これまでスポーツ一本でやってきた根性を活かせたらなと思って、がむしゃらに頑張るしかないと。
安全第一。
それだけは忘れない。
- 現在の業務内容を教えてください。
- CML製造の工場で働いています。CMLというのは気泡防止剤のことで、ゴムとかプラスチックを形成するときに発生する気泡を取り除くために使います。形成する前のゴムなどにあらかじめCMLを添加しておくことで、プレス加工で生じる水分を吸収してくれます。
- どのような製品に使われるのでしょうか。
- 主に自動車の部品に使われてますね。燃料ホースのチューブとか、フィルムとか。
- CML製造の魅力はどんなところでしょうか。
- 表立った物が出来るわけではないんですけど、結局はこれが回り回って自分が乗る車とかに使われていると思うと、そこにやりがいがありますよね。
- 最後に、お仕事に対するポリシーを教えてください。
- 安全第一ですね。別の会社に勤めていた友人が工場でケガをしたということもあって、安全第一だけは従業員にもずっと言い聞かせてます。
製造業を考えている方はフォークリフトや電気工事関係の資格を持っておくといいと思います。就職自体も有利になりますし、実際に知識が役に立つことが多いはずです。これからの時代、製造業でもロボットが増えて自動化があたりまえになってくるので、そういう意味でも電気系の資格はおすすめです。プラモデルの組み立てが好きだったり、バイクの改造が好きだったり、そういった好奇心や能力を発揮できるように頑張ってください。